よくあるご質問 奥歯が痛むのですが、もしかしてむし歯でしょうか?

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Q&A

奥歯がたまに痛むことがあります。これはむし歯の症状でしょうか?

固い食べ物を噛んだときなど、ふとしたときに奥歯に痛みを感じます。もしかして、これはむし歯の症状なのでしょうか?

白鳥スワン歯科・矯正歯科からの回答

奥歯に限らず、歯に痛みを感じるときは、むし歯になっている可能性が高いといえます。痛みを感じるのはある程度むし歯が進行しているサインなので、放っておくのではなく、なるべく早めに歯科医院を受診しましょう。

歯の痛みにはむし歯の可能性がある

固いものを噛んだときや、冷たいもの・熱いものを食べたときに奥歯が痛む――。そんな症状が出る場合は、奥歯がむし歯になっているかもしれません。むし歯の初期段階では自覚症状が少ないため、痛みを感じるようになるのはそれだけ病状が進行しているということ。違和感に気づいた段階で歯科医院を受診し、歯科医師の診察を受けるようにすることが大切です。

歯の表面についた歯垢(プラーク)内には、ミュータンス菌をはじめとした大量のむし歯菌が棲みついています。歯垢の中のむし歯菌は糖分を栄養にして酸を出し、歯の表面を覆っているエナメル質に含まれるリンやカルシウムを溶かし始めます。これを「脱灰(だっかい)」といいます。

通常ならば唾液がむし歯菌の作り出す酸を中和し、溶かされた歯を修復します。この働きを「再石灰化」といいますが、何らかの原因で脱灰と再石灰化のバランスが崩れ、脱灰が優位に働くとむし歯になってしまうのです。初期のむし歯には自覚症状がありませんが、放っておくとどんどん進行し、「痛み」や「しみる」といった感覚が現れてきます。

親知らずや歯ぎしりが痛みの原因の可能性も

奥歯が痛む原因はむし歯であることが多いのですが、その他の問題が原因の場合があります。たとえば、親知らずがまっすぐ生えずに斜めや横向きに生えてきた場合は、手前の奥歯を圧迫するため痛みを感じるのです。また、歯ぎしりや噛み合わせの悪さやが原因で歯に負担がかかっている可能性も考えられます。いずれにせよ、痛みを感じたときは歯科医院へ相談することをおすすめします。

むし歯を放置すると抜歯の恐れも…

表面が浅く溶けたごく初期のむし歯の場合は、再石灰化を促すことで自然と修復されます。しかし、むし歯が進行した場合は自然には治癒しないため、治療が必要になります。

では、むし歯になった歯をそのまま放っておくとどうなるのでしょうか? むし歯を放置すると、まずは表面のエナメル質、次にその下にある象牙質が溶かされてしまいます。象牙質が溶ける頃には痛みの自覚症状が現れるようになり、神経に近づくにつれてこの痛みは強くなっていきます。むし歯が神経にまで進行すると炎症が起きて激しい痛みに襲われ、やがては神経が死んでしまいます。

神経が死んでしまった歯は、歯根の先に膿が溜まることがあります。これを「根尖病巣(こんせんびょうそう)」といい、膿が溜まった部分から排出される毒素によって、歯茎を炎症させたり、歯を支えている顎の骨まで溶けたりする恐れがあります。根尖病巣を治療せずに放置しておくと、最悪の場合は抜歯しなければならないことがあります。

痛みを感じにくいむし歯の治療方法

むし歯は進行すればするほど治療は大掛かりで複雑なものになったり、時間やお金がかかったりします。また、神経まで達するような場合は、最終的には抜歯するようなことにもなりかねません。そのため、むし歯治療はごく初期段階のうちに開始しましょう。

とはいえ、「むし歯治療は痛い・怖い」というイメージを抱き、なかなか歯科医院に足を運ぶことができないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方のために、白鳥スワン歯科では治療中の痛みを軽減する無痛治療に取り組んでおります。

表面麻酔

麻酔注射の痛みをやわらげるため、当院では歯茎にゼリー状の表面麻酔剤を塗布し、感覚を麻痺させてから麻酔注射を行っております。これにより麻酔注射の際の痛みが軽減されるため、お子様はもちろん、歯科治療に不安を持つ大人の方にも安心して治療を受けていただくことが可能です。

局所麻酔

外科手術だけでなく、むし歯治療やインプラント治療、親知らずの抜歯、歯周ポケット内の歯石除去などの際は、局所麻酔を使用することがあります。口腔内の一部のみに麻酔をかけ、治療中の痛みを感じにくくさせることができます。部分的な麻酔のため人体への影響はほとんどなく、安全性も問題ありません。

静脈内鎮静法

痛みへの不安がより強い方は、腕の静脈に鎮静剤を点滴で注入する「静脈内鎮静法」という麻酔法を用いることが可能です。静脈内鎮静法をご利用いただくと、まるでうとうと眠っているような状態で治療をお受けいただけます。麻酔担当医が患者様の呼吸の状態や血圧をモニタリングしながら行うので安心です。

根管治療で可能な限り大切な歯を残す

どれだけ性能のよい人工歯であっても、ご自身の天然の歯に勝るものはありません。白鳥スワン歯科では、可能な限り抜歯せずに天然の歯を残す治療を行っております。初期むし歯のうちに治療を受けるのがベストですが、むし歯が神経にまで到達してしまった根尖病巣の場合であっても、「根管治療」によって歯を残せる場合があります。

根管治療とは、むし歯菌に感染した神経や血管を根管(歯根の中を通る細い管)から取り除き、根管内を無菌化する治療法です。無菌化した根管内に薬剤を詰めて密封し、その上から土台を作り、被せ物を装着したら治療は完了です。

根管治療には多くのステップがあり、通院回数も多くなるため、つい途中で受診をやめてしまう患者様もいらっしゃるでしょう。しかし、根管治療を中断して歯根の中に細菌が残ったまま放置してしまうと、周囲に炎症が広がっていき、最悪の場合は抜歯が必要になることも……。根管治療を受ける際は、「治療回数が多いからもういいや……」と決してご自分の判断で中断せず、最後まで治療を受けるようにしてください。

白鳥スワン歯科・矯正歯科 院長より

患者様自身の歯に勝る人工歯はありません。そして、むし歯は放置すると最悪の場合は歯を失うことになりかねない、恐ろしい病気です。大切なご自身の歯を守るため、少しでも痛みを感じたときは「たかがむし歯だし」と軽視せず、すぐに歯科医院を受診するようにしましょう。ほんの少しの違和感でも、早期に診断を受けることが重要です。

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