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知って得する!歯のコラム

治療費の負担を抑えるために~歯科治療の医療費控除と支払い方法~

「歯科治療を受けたいけど、治療費が・・・」
このように、費用がネックになって歯科治療をためらっている方や、諦めている方はいませんか? 歯や歯並びを健康できれいにしたいのに、費用の問題で治療を受けられないのは残念なことです。

みなさんご存じのとおり、ほとんどの自費治療は決して安価ではない費用がかかってきます。一般的に自費治療と認識される治療のうち、ごく一部の治療は保険が適用になりますが、これらは極めて例外的な症例です。ですが、医療費控除によって税金の還付を受けたり、現金以外の支払い方法にすることで月々の負担をコントロールすることは可能です。今回は、歯科治療費の支払いについて知っておきたいポイントについて解説していきます。

Point01 医療費控除を使う

自費治療は一定の条件を満たせば、「医療費控除」の対象となります。
医療費控除とは、多額の医療費を支払った際に、確定申告を行うことで所得控除を受けられる制度です。
つまり、納めた税金の一部が戻ってくるというものです。

基本的に、見た目を良くするため(審美目的・美容目的)の治療は医療費控除の対象になりませんが、
噛み合わせの異常や咀嚼障害、機能障害などを改善するための治療であれば、医療費控除が適用されます。

>> 医療費控除をもっと詳しく知る
>> 【国税庁のページへ】

Point02 デンタルローンを活用する

最近では、「デンタルローン」を取り扱う歯科医院が増えています。
デンタルローンとは、矯正治療など歯科治療の費用を、患者様ご自身が金融機関から借り入れるものです。
借入契約に基づいて、期間内で分割して返済していきます。
審査に落ちてしまう可能性があることや金利が発生することがデメリットですが、
一括払いをする資金がない場合や費用負担を分散したい場合にはおすすめです。
なお、金利や支払い回数はデンタルローンの種類や利用金額によって異なりますので、
詳細は歯科医院や金融機関で確認するようにしましょう。

Point03 クレジットカードで支払う

デンタルローンと同様に、治療費の「クレジットカード払い」ができる歯科医院も増えてきました。
クレジットカード払いとは、いったん信販会社が歯科医院にまとめて治療費を立て替え払いして、
患者様は毎月、信販会社に返済していく方法です。
みなさんが、普段買い物をする際にクレジットカードを使う場合と何ら変わらず、ポイントも貯まります。

Point01の医療費控除は、デンタルローンを使う場合や、クレジットカード払いをする場合にも適用になります。ただし、控除対象となる費用は、金融機関から借り入れた金額、信販会社が立て替え払いをした金額のみで、金利や手数料などは対象となりません。なお、医療費控除を申請する際は、デンタルローン契約書の写しや信販会社の領収書などが必要になりますので、ご注意ください。

治療内容によっては治療期間が長くなることもありますので、早めに治療を受けるに越したことはありません。
治療費の負担がネックになっている方も、医療費控除を使ったり、支払い方法を工夫したりすることで負担を分散できますので、まずは一度カウンセリングを受け、その際に治療費に関することも確認してみましょう。

白鳥スワン歯科・矯正歯科
歯科医師
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